自然体験の中で、視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚、五感全てを使ってそのものが何かを知ることができます。そこには感動や驚き、発見があり、疑問が湧き、「もっと知りたい！」と探求心が自然と出てきます。自分で、見つけ出した知識は与えられた受動的に学んだ知識よりも、しっかり心に残ります。自然体験することでより豊かなものにし、人間関係を育むことにもつながります。

自然体験の重要性について

国立青少年教育振興機構が行った調査によると下記のような調査結果が報告されています。 ・年代が若くなるほど、子どもの頃の自然体験や友だちとの遊びが減ってきている ・子どもの頃の体験が豊富な大人ほど、やる気や生きがいを持っている人が多い ・小学校低学年までは友だちや動植物とのかかわりが大切 （国立青少年教育振興機構「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」より引用）

子どもの頃は知識や知恵を育むための土壌を耕すとき！

「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。
子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、さまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。子どもの頃は、この土壌を耕すときです。
（『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン)